ストライキで欠航になってしまったとは言え、日本を脱出できないのでは話しにならない。
そこで航空会社に、他の便に振り替えてもらうように交渉して、何とかタイのバンコク経由でカイロに行けるように手配してもらった。
3時間遅れの日本時間17時に、やっと成田を飛び立って一路、タイへ。着いたのが夜中の現地時間23時頃。
そこから10時間以上掛けて、エジプト・カイロへ。
何回、機内食が出たことやら。もう、時間の感覚が判らなく、着いたのが時差の関係で、何と朝の6時頃。
空港を出て、日本ではない、どこにいるんだろうという風景を見たと同時に、いかにも怪しそうなオヤジ達のタクシー勧誘。
これがスゴイ。
1人断ると3歩も歩かないうちに、次々と勧誘が津波のように襲ってくる。
その津波をかき分け、予約した空港近くのホテルのシャトルバスを呼んでもらい、何とかホテルへ。
一段落したところで、空港近くを散歩すると、あちらこちらの走っているタクシーから勧誘。
ホントに、しつこいというか商売根性があるというか。
ある意味では見習うべきなのかもしれないが。
走っている車は何年前の車?走行しても大丈夫なの?というフィアット、ヒュンダイ、ミツビシ、そしてプジョー。
しかも、ほとんどのタクシーがこれ。
プジョー504ですよ。
504。
スゴイ所に来ちゃったなーと思いつつ、明日の移動に備えて、早めにホテルに帰るのであった。
続く・・・。