翌日は、ナイル川の西岸を観光。
その1つが、王家の谷。
古代エジプトの王様=ファラオが眠っている(いた!?)場所。
日本でいうと、石などを切り出している広ーーーーい採掘場に横穴や縦穴が、いくつもある感じです。
その中でも、1番有名なのは、ツタンカーメン(トゥトアンクアメン)王の墓。
そう、誰もが思い浮かべるあの黄金マスクの持ち主。
3000年以上、ほとんど盗掘されず、副葬品の財宝は完全な形で発見されたそうです。
ツタンカーメンていうと、黄金マスクを被らされて埋葬されたから、すごい権力を持っていたんだろうなというイメージがありますが、即位した時は少年で、しかも年若く死んでしまった(事故死なのか他殺なのか不明)為、そんなに権力を持っていなかったみたいです。(確かにツタンカーメンの王墓は、他の王墓より小さかった。)
だから、未盗掘で済んだという話も!?
展示ケースに入っていた、本物のミイラも小さかった。もちろん、干からびていて、1mちょっとくらいしかなかったような・・・。
そして、発掘に関わった人達の不遇の死が多かったことでという言葉でも有名。
しかし、これはただ単に高齢者が多かっただけであって、マスコミが「ファラオの呪い」だと騒いだということらしい。
そんな怖さはなかったです。
それより怖かったのが、観光料金。
王家の谷に入るのに、日本円で1人約1,200円。
ツタンカーメンの王墓に入るのに、さらに1人約2,000円。
どこもかしこも入場料は1,000円以上。
しかも最新のガイドブックの料金より値上げしてるし・・・。
観光立国を目指す日本もこのくらいしないとダメですかね。
でも、ホントにエジプト人の商売根性は見習うところがいっぱいです。
まだまだ続く・・・。