まずは、バチカン市国から。
「天使と悪魔」「アマルフィ女神の報酬」を観た方だと、「あっあそこ、映画の舞台になってた」と思い出しながら、見て頂くとより一層楽しいかもしれません。
カトリック教会の総本山・バチカン市国の本拠地!?である「サンピエトロ大聖堂」
そう、クリスマスの時期になるとローマ教皇がここのバルコニーから、集まって来たカトリック教徒に手を振って、多くの観衆に応えている建物です。
普段、ローマ教皇はここにいなく、この建物の隣のバチカン宮殿にいるそうです。
サンピエトロ大聖堂の前に広がるのが、「サンピエトロ広場」
そう、「天使と悪魔」では「風」にまつわるヒントが隠されていた場所です。
そんなのがあるとは知らず、知ってれば写真撮ってきたのにーーーー。
楕円形をしている広場で周りは円柱の回廊に囲まれています。その上には、数え切れないくらいの像が・・・。(後で調べたら、140体の聖人像があるそうです)
下から見上げてもすごーく細かく造られてるのが判るくらいです。
この広場の中央にそびえ立っているのが、「オベリスク」
エジプトブログでも紹介したオベリスクです。正真正銘エジプト産です。
なぜ、エジプトのものがイタリアにあるかと言いますと・・・、古代ローマがエジプトを侵略した時の戦利品だそうです。
パリのコンコルド広場などにもあります。
バチカンだけでなく、ローマ市内にもいくつかあるのを見ました。
ローマではある時期「エジプトブーム」が起こったらしいですよ。
時期的なものだと思いますが、サンピエトロ広場には、キリストの生誕の舞台が作られていました。
動きはしませんでしたが、これまた精密に出来ていました。
余談ですが、バチカン市国は世界で最小の主権国家で、あの夢の国ディズーランドより小さい国です。
そんな小さな国でも独自の郵便局や電話局があったり、バチカン独自のナンバーもあるらしいです。
ただ、軍事力を持っていないので、スイス人衛兵に守られ、基本的にはイタリア警察が管轄していて、人口が1,000人にも満たない夢の国みたいな国家なのです。