『女心と秋の空』
皆様ご存知こちらのことわざ。
秋の空は変わりやすいことから、人の心の変わりやすいことを表しています。
元来は「男心と秋の空」
でした事もご存知でしょうか?
このことわざができたのは江戸時代。
当時は既婚女性の浮気は命を落とすほどの重罪でしたが、既婚男性の浮気には寛大だったこともあり、移り気なのはもっぱら男性だったのです。
また、若い娘に男性を警戒するよう戒めたり、ふられた際の未練を断ち切る慰めにも使われました。
では、「女心と秋の空」と言われるようになったのは、いつごろでしょうか?
明治時代になって男女が同じ立場で恋愛をするようになったこととその後の、大正デモクラシーで女性の地位が向上すると、恋愛の価値観も変わります。
西洋文化の影響で女性が素直に意思表示できるようになったこともあり、この頃から「女心と秋の空」とも言われるようになりました。
実は、広辞苑に「女心と秋の空」が掲載されたのも第5版(1998年11月刊行)からでした。
ところ変わってイギリスでは
「Awoman‘s mind and winter wind change often(女心と冬の風)」
という言葉があるそうです。
これも同じく変わり易いことの例えで、イギリスの冬の風は強くなったり、弱くなったり変わり易いのですね。
やはり海を渡っても女心は変わり易いものなのでしょうか; ̄ロ ̄)!?
こちらのカボチャは、206にお乗りのI様がLEGOでお作りになったそうです☆
図々しくも頂いてしまいました(´∀`*)
そんな秋の空を見上げて皆様は何を思いますか?